羽生結弦 アイスショー楽屋で目撃されていた“親密女性”との2ショット…運営側は箝口令の厳戒態勢

(写真:アフロ)

「昨年11月、プロ転向後の初のアイスショー『プロローグ』を開催した横浜アリーナと翌月の八戸市の会場の楽屋口で、羽生さんと恋人らしき若い女性が目撃されスタッフの間では噂になっていました。ただ、運営側の役員から“他言は一切無用で”と厳しく通達されたそうです」(イベント関係者)

8月4日夜、羽生結弦(28)が自身の公式SNSで電撃結婚を発表。日本中が驚きに包まれた。

《この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました》

《プロに転向した今も、競技者としての過去も、人間として未熟な私ですが、皆様からのたくさんの応援や期待、そして視線から計り知れないほど大きな力をいただいてきました。本当にありがとうございます》

この日は、「一粒万倍日」「天赦日」「大安」が一挙に重なる吉日。午後11時11分の発表となり、「1」を大切にする羽生らしいこだわりが込められていた。

「そもそも羽生さんには熱愛報道そのものがほとんどありませんでした。’16年1月に一度、週刊誌で東北高校時代の同級生との熱愛が報じられたことがありました。数日後のアイスショーの会見で自ら『本当に何もない。火のないところに煙は立たない、と言いますけれど、火もないので、本当にびっくりしています』と完全否定していました。

そのうえで、『噂になっている方にも迷惑かけたと思いますし、この報道を聞いたファンの方々にも多大な迷惑をかけたと思います。本当に申し訳ないと思っています』と相手の同級生とファンにも謝罪の言葉を述べていました。それほど人を思いやる羽生さんですから、結婚は事前に絶対漏れないよう慎重に進めていたと思います」(フィギュア関係者)

羽生はどんな女性がタイプなのだろうか。いまからさかのぼること12年前、’11年7月のアイスショーで浅田舞(35)に聞かれた際は、珍しく具体的にこう語っていた。

「芸能人では小さいころからずっと上戸彩さんが好きです。美人か、かわいい人か、どっちがいいかって聞かれたら、かわいい人が好き。あんまり身長が高くなくて、守ってやりたいっていう感じの人が好きです。(略)あと、あまり縛られない方がいい」

羽生はもともと結婚願望が強かったと明かすのは、別のフィギュア関係者だ。

「ソチ五輪で金メダルを取った翌年、当時20歳の羽生さんはあるテレビ番組で『いまはスケートしか考えられない』と語りながら、『25歳か26歳くらいで結婚したい』と宣言して、ファンを慌てさせたことがありました。連覇した平昌五輪後の会見で結婚について聞かれた際は『家族を持ったら“裏切られた!”とか言われるかもしれないし……』と顔を曇らせる一幕も――。

誰よりもファン思いの羽生さんだけに、結婚には逡巡もあったと思います。ただ、昨年7月のプロ転向は大きな転機となったはずです。東京ドームでの単独のアイスショーを成功させるなど、家族や恋人のサポートを受け『さらなる進化が遂げられる』と確信できたことで、彼の結婚願望が再燃したのではないかと思います」

■恩師が語った結婚「お母さんの意見が…」

実は羽生のプロ転向直後、本誌は元コーチの恩師・都築章一郎氏に羽生の結婚について聞いていた。

――羽生さんの将来の結婚相手はどういう女性だと思われますか。

「いやあ、それはああいう性格のコですから、自分で選ばないと納得できないでしょう(笑)。

彼はフィギュアスケーターは選ばないんじゃないかなと思います。羽生自身はお母さんに非常に愛情を持って育てられて、お母さんが羽生自身を今日まで守って、いろんなことを教えてきてますから、お母さんの意見もかなり入ってくるんじゃないですか」

また、羽生は昨年末、同郷であるサンドウィッチマンの番組『サンドウィッチマンのスポーツ・ネンイチ!』(TBS系)に出演した際、「結婚観」について聞かれ、神妙にこう語っていた。

「スケートに役に立つような。スケートに対してもっと熱が出るような。なんかそういう結婚とか恋愛がいいなって思いますね」

前出のフィギュア関係者は言う。

「羽生さんは誰よりも家族を大切にする人です。交際相手を紹介したとき『もっと強くなれる』と家族も認めた人だからこそ、羽生さんが人生の決断を下したのだと思います」

羽生は結婚発表の報告をこう締めくくっている。

《今日も、人生をかけて「羽生結弦」のスケートを深め、一生懸命に努力を続け、進化していきます。これからも、最高のスケートができるよう、一つ一つ、一瞬一瞬を積み重ね続けます。 今後の人生も、応援してくださっている皆様と、スケートと共に、全力で、前へと、生きていきます》

《皆様の全てを、最高の形にできるように、滑り続けます》

生涯の伴侶を得た羽生は、さらに強くなる――。

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