第61回山形花笠まつりは最終日の7日、山形市中心部でパレードが行われた。28団体約2200人がラストを飾り、沿道を盛り上げた。
「ヤッショ マカショ」のかけ声とともに、情感豊かな正調踊り、息の合った豪快な笠回しが繰り広げられた。幅広い年代の踊り手による群舞の列に、観衆は熱視線を送り、手拍子で応じながら雰囲気を高めた。
県花笠協議会によると、4年ぶりの通常開催となった今回、5~7日の3日間の観客数は計約80万人だった。新型コロナウイルス対策で参加団体を県内のみなどとする制限を設け、3年ぶりにパレードを実施した昨年は約56万人。
今回の踊り手は昨年の約2倍となる131団体約9千人だった。