オー!エス!に刻まれた名言 #048

勝敗のコントラストが明確なスポーツの世界。

競争を勝ち抜いてきた選手や監督の

多彩なフレーズ、深い含蓄に満ちた言葉に耳を傾けてほしい。

大分県の代表として、みんなの思いを甲子園に持っていきたい

明豊高校野球部 森山塁(3年)

中学の頃にバッテリーを組んだ仲間から「俺たちの分まで甲子園で活躍してくれ」と連絡が来た。県予選で敗れた多くの球児の代表として活躍を誓った。

この経験を生かす。それが先輩たちへの恩返しだと思う

鶴崎工業高校野球部 桝田龍之介(1年)

1年生捕手として4試合でマスクをかぶった。ノーシードからベスト8進出に貢献したが、手応えより負けた悔しさしかないと語った。

誇りを持っていい。胸を張ろう

大分商業高校 那賀誠監督

決勝戦で明豊に敗れ、涙する選手にかけた言葉。試合終了後の閉会式では「閉会式では涙を見せるな。これまで応援してくれた方々に立派な姿を見せよう」と送り出した。

最高の仲間ともっと野球がしたかった

大分国際情報高校野球部 岩田有生(3年)

3年生10人で乗り越えた3年間を振り返り、仲間には「辛いときも楽しいときも一緒だった。ありがとう」と感謝した。

期待に応えられなかった。それが悔しい

津久見高校野球部 黒木大生(3年)

試合後に人目をはばからず悔しさを露わにした。後輩には「津久見の名を背負って、絶対に甲子園に出場してほしい」と思いを託した。

こんな思いをさせたくなかったが、これが現実

柳ケ浦高校野球部 鈴木聡監督

準々決勝で大分商業に惜敗。相手が一枚上だったと振り返り、3年生には「負けてしまったが、結果よりこれまでの過程を大事にしてほしい」と伝えた。

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