BTSのSUGA、兵役履行手続き開始

現地時間2023年8月7日、BTSのSUGAが韓国の兵役義務の手続きを開始したことをBIGHIT MUSICが発表した。

BIGHIT MUSICはWeverseに投稿した声明で、「SUGAが入隊延期の解除を申請し、兵役義務の手続きを開始したことをファンの皆様にお知らせします」と綴り、今後も最新情報をファンと共有することを約束した。

「兵役を終えて無事に戻るまで、引き続きSUGAへの愛と支援をお願いします」と続け、「私たちの会社は、所属アーティストをサポートするための努力を惜しみません」と声明は締めくくられている。

韓国は当初、BTSのメンバーが30歳になるまで兵役義務を延期できる法案を2020年に可決していた。韓国では、男性国民は18歳から28歳の間に入隊することが法律で義務付けられている。

今回の発表は、SUGAがAgust D名義でリリースしたソロ・アルバム『D-DAY』を引っさげた【SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE FINAL】と題したアンコール・コンサートを終えた翌日に行われた。同ツアーは2023年8月4日~6日に韓国ソウルのKSPO Dome(旧オリンピック体操競技場)で行われた3公演で終了した。

同公演終了後、SUGAはWeverseの生中継に出演しファンと交流した。「最後のコンサートの後に、挨拶に来ました」と彼は述べた。ファンのリクエストに応えてタトゥーを披露した後、ツアー終了について語るとSUGAは少し感情的になった。

「この数か月、楽しいツアーだったと思っています。本当は泣かないんだけど」と彼は過去10年間を思い返す前に述べ、「この10年間はまるで映画のようでした。そこから泣き始めてしまいました」と続けた。

ライブ・チャットの終了を迎えると、SUGAは具体的には説明しなかったが、近々入隊することをほのめかしているようだった。彼は、「“すぐに”と言うと嘘になると思います」と視聴者に語った。「2025年に会いましょう、いいですか?少し待っていてください」とファンへのメッセージを締めくくり、「2025年、その時に会いましょう!」と続けた。

2022年10月、BIGHIT MUSICはBTSのメンバーであるRM、SUGA、V、JIN、JUNG KOOK、J-HOPE、JIMINが義務付けらえた兵役を終えるため、2025年までグループとしての活動はできなくなると発表した。JINが最初に入隊し、続いてJ-HOPEが入隊している。

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