釜石シーウェイブス、トップ3入りへ決意 新体制で練習スタート

新シーズンへ意気込む新加入の青柳魁(中央)、高橋泰地(左から2人目)ら=釜石市球技場

 ラグビーのNTTリーグワン2部の釜石シーウェイブス(SW)RFCは7日、釜石市内で記者会見を開き、新シーズンのスローガンに「CHAIN」(チェーン)を掲げ、トップ3入りを目指すと発表した。初練習も行い、12月上旬の開幕へ向け始動した。

 体制は坂下功正総監督と須田康夫ヘッドコーチ(HC)が続投。鈴木亮大郎アカデミーHCがアシスタントコーチを兼務し、課題のFW強化に取り組む。主将はWTBの小野航大が継続。イベント時などのリーダー役としてクラブキャプテンを新設し、フランカーの河野良太が担う。

 チェーンは鉄の鎖を意味。チーム全員のほか、地域やファンとのつながりを大切に戦う思いを込めた。須田HCは「セットプレーをしっかり強化し、何としてもトップ3入りを達成したい」と誓った。新加入のフッカー青柳魁(すぐる)(22)とフランカー高橋泰地(23)が決意を発表した。現時点で選手は40人でさらなる補強を計画している。

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