ムバッペ去就騒動のPSG、ネイマールまでも退団直訴か

[写真:Getty Images]

フランス代表FWキリアン・ムバッペの去就が揺らぐパリ・サンジェルマン(PSG)だが、ブラジル代表FWネイマール(31)も退団を希望しているようだ。

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに続いて、ムバッペまでも退団となれば、よりエースとしての自覚が求められるネイマールだが、フランス『レキップ』によると、6日にPSGの首脳陣に今夏退団を直訴したという。

2022年夏にPSGとの契約を新たに1年延長して、2027年6月まで残すが、バルセロナ復帰を目指しているとのことで、今年5月の一部ウルトラスによる自宅前での抗議活動もこの移籍直訴の一因になっているとみられる。

ネイマールは2017年夏にバルセロナから、今も史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(現レートで約348億8000万円)でPSG入り。ケガも多いが、通算173試合で118得点77アシストの数字をマークしている。

PSGは当初こそネイマールの放出に前向きだったとされるが、ムバッペの将来が不確実とあって、キープに方針転換。バルセロナの方は長らく関心が取り沙汰されるが、再獲得は財政事情から難しいものと推察される。

ネイマールも出ていくようなら、MNMトリオが一気にいなくなることも現実味を帯びるPSGだが、果たして。

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