フェリックスのレンタル料は23.4億円、バルサ行き希望もアル・ヒラルと交渉へ

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)に関して、サウジアラビアからのレンタル移籍のオファーが届いているという。ポルトガル『A Bola』が伝えた。

ポルトとベンフィカで育った逸材は、2019年7月にベンフィカからアトレティコへ1億2700万ユーロ(約198億3000万円)の巨額の移籍金で加入した。

しかし、アトレティコでは期待に応えられているとは言えず、公式戦131試合で34ゴール18アシスト。ディエゴ・シメオネ監督との関係もあり、2022-23シーズンの後半はチェルシーへとレンタル移籍に出されていた。

アトレティコはフェリックスとの別れを希望しているが、チェルシーは買い取る気がなくアトレティコに復帰。オファーはあれど、移籍金とフェリックスの意思の問題で、ここまで宙に浮いている状態だ。

アトレティコは、フェリックスに1500万ユーロ(約23億4000万円)の値札をつけているが、これにはヨーロッパのクラブは反応せず。本人はバルセロナへの移籍を望んでいるが、当然財政的に問題を抱えるバルセロナは動けない。

そんな中、サウジアラビアのアル・ヒラルが動き、アトレティコが求める1500万ユーロを準備しているという。

すでにアトレティコへも伝わっているとのこと。アル・ヒラル、そしてジョルジェ・ジェズス監督の思いを知り、サウジアラビアに行くことを考えているとのことだ。

ただ、バルサでのプレーを諦めていないフェリックス。バルサも戦力としては手にしたいところだが、財政問題が重くのしかかる状況。選手を売却して資金を手にしない限り、不可能な話となるが、可能性はゼロではない状況だ。

© 株式会社シーソーゲーム