京都産の木材で椅子を作ろう「金づち難しい」子どもたちが工作教室

金づちで木材にくぎを打つ作業に取り組む子ども(久御山町森・イオンモール久御山)

 京都府内産の木材を使った工作教室が6日、京都府久御山町森のイオンモール久御山で開かれた。夏休み中の子どもたちがスギやヒノキで椅子やペン立ての製作に挑戦した。

 府内産木材の利用促進を狙いに、1月に府や府内市町村、建築・森林業者、教育団体などが立ち上げた「未来につなぐ京の木府民会議」が主催した。府木材組合連合会(京都市中京区)と府の職員が講師を務めた。

 子どもたちは木板を組み合わせ、くぎでつなぎ合わせる作業に取り組んだ。「真っすぐ打ち込んで」などとアドバイスを受けながら、リズム良く金づちを打つ音を響かせた。

 父親と参加した小学3年の男児(9)=木津川市=は「初めて金づちを使ったけれど、思ったよりくぎを打つのが難しかった」と話した。

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