東証、午前終値3万2358円 一時300円近く上昇

 8日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。前日の米国株上昇や為替相場の円安傾向を好感し、一時は300円近く値上がりした。その後、当面の利益を確定する売りが出て下落に転じる場面もあった。

 午前終値は前日終値比103円54銭高の3万2358円10銭。東証株価指数(TOPIX)は7.01ポイント高の2290.94。

 7日の米国市場でダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに上昇した。

 8日の東京市場も流れを引き継いで始まった。外国為替市場の円安ドル高進行も企業業績を押し上げるとの期待につながった。

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