新潟県佐渡市で8月19日に開かれる予定の「二宮神社薪能(たきぎのう)」について、実行委員会は8月7日までに、会場を金井能楽堂に変更して行う方針を決めた。開始予定は午後6時で、現時点で演目に変更はない。二宮神社は8月4日に発生した火災で、能舞台が焼失していた。
二宮神社薪能は今年で20回目。舞台に続く橋掛かり(渡り廊下)を改修する工事を7月末に終えたばかりだったが、8月4日に発生した火災で能舞台を含め全焼した。山本茂夫会長(84)は「能舞台がなくなり、来年以降どうなるか分からないが、20回目の今年はたくさんの方に見てもらいたい」としている。
問い合わせは実行委、090(8813)7838。