児童養護施設などで暮らす子どもたちが「大学生活」を体験 進学を考えるきっかけにしてほしい 名古屋市立大学

児童養護施設などで暮らす子どもたちが、夏休みに「大学生活」を体験しました。

名古屋市瑞穂区の名古屋市立大学で行われたこの一日大学体験イベントには、市内の児童養護施設などで暮らす小学生から高校生までの約120人が参加しました。

このイベントは、経済的な理由などで保護者と一緒に暮らすことができない子どもたちに、大学への進学を考えるきっかけにしてほしいと名古屋市と大学が11年前から共同で開催しています。

参加した子どもたちは、心理学などの講義に真剣な表情で耳を傾けていた他、床一面に広がるほど大きなすごろくで、楽しみながらSDGsを学んでいました。

(名古屋市立大学・谷口由希子准教授)
「ちょっと勉強してみたいと思えるきっかけになるといいかなと思い、実施している」

名古屋市と大学は今後、冬休みなど他の季節での開催を目指しています。

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