広島・西区の強盗傷害事件 “実行犯” 最後の1人逮捕へ 東京・狛江市の強盗致死事件などで起訴の男

去年12月、広島市西区で起きた強盗事件で、警察は残る実行犯の1人として、東京・狛江市の事件などに関わったとされる20代の男を近く逮捕する方針であることが分かりました。

この事件は、去年12月、広島市西区にある時計などの販売買取専門店の店舗兼住宅に複数の男が押し入り、住人の男性(50)を殴るなど親子3人にけがをさせ、現金およそ250万円と腕時計などおよそ137点(約2440万円相当)を奪ったとされるものです。男性(50)は、意識障害を伴う脳挫傷などのけがをしました。

警察はこの事件の「実行犯」を8人とみていて、これまでに7人が強盗殺人未遂などの疑いで逮捕され、その後、強盗傷害などの罪で起訴されています。

関係者よりますと、警察は8日、東京・狛江市の強盗致死事件などで起訴されている20代の男を関東から広島に移送し、近く逮捕する方針だということです。警察は男が残る「実行犯」の最後の1人だとみています。

警察は、事件には8人とは別に「指示役」も関わっているとみていて、事件の全容解明に向けた捜査は今後も続く見込みです。

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