【台風余波】伊豆七島からの退避客 下田港起点の旅客船に集中 静岡県 8日

台風6号に続き7号が発生するなか、伊豆七島のうちの1つ神津島では、東京起点の旅客船の欠航に伴い、島内での孤立を回避しようという観光客らが、8日、静岡・下田港起点の旅客船に集中しました。

8日、台風6号の影響で、東京・竹芝桟橋を起点とする旅客船が欠航となり、伊豆七島の1つ神津島では、島内での孤立を回避しようと帰宅を早めた観光客らが、静岡・下田港を起点に神新汽船が運行している「フェリーあぜりあ」に集中、神津島からの旅客は8日 240人で満席になったということです。下田港に着いた乗客は、神新汽船が用意したバスを使って伊豆急下田駅まで移動していました。神新汽船によりますと、8日 神津島港に寄港できた船は、この「フェリーあぜりあ」だけだったということです。台風6号に続き、台風7号も接近しているため、伊豆七島周辺の旅客船の運行の見通しは今後さらに難しくなると予想されています。

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