【香港】蒸留所「ミトサヤ」、香港で試飲会[食品]

ミトサヤが用意したさまざまな蒸留酒=7日、セン湾(NNA撮影)

mitosaya薬草園蒸留所(千葉県大多喜町、ミトサヤ)は7日、香港で試飲会を開催した。日本の果樹や薬草、ハーブなどから醸造、蒸留した酒を香港の消費者に知ってもらい、販売を拡大する狙いだ。

新界地区・セン湾(セン=くさかんむりに全)の複合施設「ザ・ミルズ」にある丹丘蒸留所を会場に、酒類製造・販売関係者やメディア関係者約20人が参加。山梨県産の完熟スモモを発酵させて作ったプラムブランデー、静岡県産の白イチゴにマルベリーとラズベリーのスピリッツを加えたリキュール、3種類のミントをブレンドしたスピリッツ、タンポポの花を加えたレモン・イチゴのリキュールなど、多彩な原材料を使った蒸留酒12種類を味わった。

代表の江口宏志氏がミトサヤの活動や蒸留所の環境、原材料と製造過程などを説明。参加者からの質問にも答えた。参加者からは「日本の大自然から、ここまでこだわった味の酒ができるとは」と驚きの声も上がった。江口氏はNNAに対し「製造過程を知った上での試飲を通じ、香港のインポーターや消費者に興味をもってもらいたい」と語った。

説明を聞きながらテイスティングする参加者ら=7日、セン湾(NNA撮影)

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