【ベトナム】金人気に陰り、購入量が9%減[鉄鋼]

世界金協会(WGC)によると、ベトナムで今年第2四半期(4~6月)に購入された金(装飾品、金地金、金貨)は約12.7トンと、前年同期を9%下回った。昨年はコロナ禍後の景気回復に伴って購入量が急増したが、今年になって人気が陰っている。べトナム外資系企業協会(VAFIE)の電子メディア「インベスター」が7日伝えた。

第2四半期の種類別購入量は、金地金と金貨が前年同期から5%減って9.1トン、装飾品としての購入は18%減って3.7トンだった。

上半期(1~6月)の金の購入量は22.9トンと32%の大幅減となった。

宝飾大手フーニュアン・ジュエリー(PNJ)の第2四半期決算は、純売上高が17.4%減って6兆6,600億ドン(約2億8,000万米ドル、398億円)余りにとどまった。

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