日大山形、初戦突破ならず 全国高校野球、おかやま山陽に2-9

〈日大山形―おかやま山陽〉2回表日大1死二塁、9番那須渉太が内野安打を放ち2―0とする=甲子園

 兵庫県西宮市で繰り広げられている第105回全国高校野球選手権大会は第3日の8日、1回戦4試合を行い、本県代表の日大山形は2-9で岡山県代表のおかやま山陽に敗れ、2年ぶりの初戦突破はならなかった。

 日大は初回に4番遠藤海星の左前適時打で先制し、二回には相手の三塁手と左翼手の連続失策の間に二走高橋直叶が生還して追加点を奪った。ピンチを招いた四回に送球エラーで追い付かれると、適時打で逆転を許した。六回には相手打線を止められず、5点を失って突き放された。

〈日大山形―おかやま山陽〉先発し6回途中まで粘り強く投げた日大の菅井颯=甲子園
〈日大山形―おかやま山陽〉3回表日大2死、二塁打を放つ5番沼沢塁人。この試合2安打と気を吐いた=甲子園
〈日大山形―おかやま山陽〉3回表日大2死、5番沼沢塁人が二塁打を放ち雄たけびを上げる。この試合2安打の活躍だった=甲子園
〈日大山形―おかやま山陽〉1回表日大1死一、二塁、4番遠藤海星の左前打で二走清野隆之輔が先制のホームを踏む=甲子園
〈日大山形―おかやま山陽〉4回裏、日大は3点を奪われ、なお2死二塁からの左前打で4点目を狙われるが、好返球を受けた捕手高橋直叶が阻止する=甲子園

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