校内からもエール熱く 日大山形・甲子園初戦、同級生がテレビ観戦

日大山形高ナインにエールを送る生徒たち=山形市・同高

 山形市の日大山形高では部活動で登校したバレーボール部やハンドボール部などの生徒ら約70人が、テレビ映像を通して試合内容に手に汗握り、大舞台で戦うナインにエールを送った。

 生徒は「必勝」と書かれたうちわを手に応援した。初回の先制場面では大きな歓声が上がり、サッカー部の2年鈴木優斗さん(16)は興奮気味に「もっと打ってほしい」。日大はその後に逆転され、追う展開に。ハンドボール部の3年池野真未さん(18)は「まだまだこれから。日大らしく粘り強く頑張ってほしい」と巻き返しを願った。

 懸命のプレーも及ばずに敗退したが、戦い抜いた姿には拍手が湧き起こった。バレーボール部の2年荒木曖翔さん(16)は「同級生の真剣な姿を見て感動した」と刺激を受けた様子だった。

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