清水が元京都監督の中田一三氏をプレイヤーデベロップメントコーチに招へい「選手個々のスキルや能力、戦術理解などをさらに向上させる」

[写真:Getty Images]

清水エスパルスは9日、プレイヤーデベロップメントコーチに中田一三氏(50)が就任することを発表した。

中田氏は、現役時代は横浜フリューゲルスやアビスパ福岡、大分FC(大分トリニータの前身)、ジェフユナイテッド市原、ベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府でプレーした。

引退後、2005年に中田一三サッカースクールを開校。伊勢ペルソナFC(現:伊勢 YAMATO FC)の監督、FC Avenidasolのテクニカルディレクター、FC.ISE-SHIMAの監督とアマチュアクラブを指導。2019年に京都サンガF.C.の監督に就任した。

京都では、ポゼッションサッカーをチームに浸透させ、一時はJ2で首位に立つも、その後苦戦。最終節では、大勝しなければプレーオフに進出できないという条件の中、柏レイソルに13-1と大敗。その年の得点王であるケニア代表FWマイケル・オルンガ1人に1人で8ゴールを奪われるなど、伝説的な試合を最後に監督を退任していた。

中田氏はクラブを通じてコメントしている。

「このたび、プレイヤーデべロップメントコーチに就任しました中田一三です。選手個々のスキルや能力、戦術理解などをさらに向上させる役割を果たし、クラブの核となる選手個々の総合的成長によるクラブの成功、チームの目標達成に貢献できるよう全力で努めてまいります。よろしくお願いいたします」

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