ブルージェイズ完封負け 菊池は7回3安打1失点の快投も4敗目

【ブルージェイズ0-1ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド

ブルージェイズは先発の菊池雄星が2回裏に連打で先制を許したものの、7回95球を投げて被安打3、奪三振6、与四球1、失点1という安定したピッチングを披露。ところが、打線がガーディアンズの3倍となる9安打を放ちながらも1点も奪えず、0対1で完封負けを喫し、連勝が4でストップした。ガーディアンズ先発のタナー・バイビーは7回6安打無失点で8勝目(2敗)を挙げ、3番手のエマニュエル・クラセは30セーブ目。菊池には4敗目(9勝、防御率3.53)が記録された。

最後までブルージェイズ打線の拙攻が続いた試合だった。1回表に二死1・2塁の先制機があったものの、ドールトン・バーショがセカンドゴロに倒れて無得点。2回表にラモン・ローレアーノのタイムリー二塁打で先制されたあと、3回表に3連打で一死満塁のチャンスとなったが、ジョージ・スプリンガーとバーショが連続三振に倒れ、得点を奪えなかった。9回表にはバーショのバント安打と盗塁で無死2塁の得点機を迎えたが、ダニー・ジャンセンがライトフライ、キャバン・ビジオは空振り三振で二死。マット・チャップマンが内野安打でつないだあと、アレハンドロ・カークがセンターフライに倒れて試合終了となった。

菊池は2回表先頭からの連打で先制を許したが、そのほかに許した走者は3回裏二死からアンドレス・ヒメネスに与えた四球と7回裏二死からブライアン・ロキオに許した二塁打の2人だけ。安定感抜群のピッチングでバイビーとの投手戦を演じ、今季最長タイとなる7イニングを投げ抜いたが、打線の援護に恵まれなかった。それでも今季の防御率は3.67から3.53まで向上。23先発で9勝4敗、防御率3.53と先発5番手としては十分すぎる活躍を見せている。

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