カブス逆転勝ちで貯金4 タイオンが7勝目 鈴木誠也は出番なし

【カブス3-2メッツ】@シティ・フィールド

カブスは先発のジェイムソン・タイオンが初回に2点を失ったものの、7回3安打2失点の好投。2対2の同点で迎えた8回表にマイク・トークマンの7号ソロで勝ち越しに成功し、メッツとの接戦を制して貯金を4とした。2回以降完全に立ち直って好投したタイオンは7勝目(6敗)をマーク。カブス3番手のアドバート・アルゾレイは1点差を守り抜いて15セーブ目を挙げ、決勝弾を浴びたメッツ4番手のドリュー・スミスには4敗目(4勝)が記録された。

初回にピート・アロンソの34号2ランで先制されたカブスは、試合中盤に反撃を開始。4回表一死からコディ・ベリンジャーの17号ソロで1点差に詰め寄ると、5回表には無死1塁からヤン・ゴームスがタイムリー二塁打を放ち、2対2の同点に追いついた。先発のタイオンが2回裏二死から打者16人連続アウトという快投を続けるなか、8回表一死からトークマンに7号ソロが飛び出し、勝ち越しに成功。8回裏は2番手のジュリアン・メリーウェザーがピンチを招きながらも無失点に抑え、最後はクローザーのアルゾレイが締めくくった。

カブスの鈴木誠也は8月に入ってからの8試合で6度目のスタメン落ちとなり、5度目の出番なし。チームがプレーオフ争いに参戦するなか、なかなか状態が上がらず、苦しい時期を過ごしている。デービッド・ロス監督は「今の状況は長くはならないと思うが、今は他の選手のほうがよくバットが振れている」とコメント。鈴木が本来の打棒を取り戻すまでのあいだは、今日の試合で決勝弾を放ったトークマンなど、ほかの選手を優先して起用していく方針だ。

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