ローマのレナト・サンチェス獲得交渉に進展? PSGが態度を軟化か

[写真:Getty Images]

ローマが獲得を目指すパリ・サンジェルマン(PSG)のポルトガル代表MFレナト・サンチェス(25)について、交渉に進展があったようだ。

オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(32)をPSGに返却し、イタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)の獲得を逃したローマ。さらに、主軸だったセルビア代表MFネマニャ・マティッチがスタッド・レンヌ移籍を望むなど去就が不透明になっており、中盤補強の必要性が増している。

クラブはジョゼ・モウリーニョ監督の同胞でもあるレナト・サンチェスの獲得に向けた交渉に着手。しかし、あくまで買い取りオプション付きのレンタルを希望するローマと、買い取り義務を求めるPSGの間で交渉は平行線をたどっていた。

そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、状況に変化があった模様。PSGが買い取りオプション付きのレンタルを受け入れる可能性を示しており、今後交渉が進められていく期待があると報じられている。

レナト・サンチェスは18歳のときに移籍したバイエルンで失意を味わうも、2019年夏に加入したリールで復活。昨夏に完全移籍したPSGでは度重なる負傷もあり主軸に定着できずにいると、リール時代からの恩師であるクリストフ・ガルティエ監督が退任したことで、去就は不透明になっている。

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