南海トラフ巨大地震に備えて 三重県警が災害発生時の情報収集訓練 警察本部が被害を受けて使用できなくなった想定 三重・津市

三重県警は南海トラフ巨大地震で、警察本部が被害を受け使用できなくなったという想定で、被害情報を別の場所で収集するための訓練を行いました。

訓練は南海トラフを震源とした最大震度7の巨大地震が発生し、三重県警察本部の庁舎も停電で使用できなくなったという想定で行われました。

被害情報を代わりに収集する場所として警察学校の武道場が使われ、ことし4月に警察学校に入校した70人も参加し、電話回線の設置やヘリコプターやドローンの映像を受信する手順などを確認しました。

(三重県警本部 警備第二課 中村顕調査官)
「映像というのは目で見て分かる大切な情報となってくるので、その情報を災害警備本部に映し出すのが大切だと思っている」

三重県警は今後もこうした訓練を重ね、1人でも多くの県民の命を救えるようにしていきたいとしています。

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