福山市で、78年前の空襲で亡くなった犠牲者を悼み、慰霊式が行われました。福山市中央公園で開かれた8月8日の慰霊式には、空襲で家族を亡くした遺族など、およそ120人が参加しました。福山は、78年前の8月8日の夜、アメリカ軍による空襲にあいました。市街地のおよそ8割が焼失し、355人が犠牲となりました。慰霊式では、子どもたちが折り鶴を捧げ、空襲で亡くなった人たちの冥福を祈りました。
■妹を空襲で亡くした遺族は…
「戦争という結果がこういうことをもたらしたわけだから、みんな助け合う社会になっていかないといけない。みんなが助け合えば、戦争はない。」
参列者は、平和な未来への決意を新たにしました。
【2023年8月9日放送】