“観測史上 最も高い” を更新するか 広島・呉で朝の最低気温が29.8℃

9日朝の最低気温は、広島市や呉市で29.8℃までしか下がらず、観測史上、最も高い最低気温となる可能性があります。

RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「午前4時すぎの広島市中心部です。ときおり生暖かい風が吹いています。手元の温度計は30℃を指しています」

広島市中区では夜中も30℃を下回らず、(正午現在、)最低気温は午前5時前後に観測した29.8℃でした。観測記録が残る過去144年間で最も気温が高い最低気温となる可能性があります。

また、9日朝の最低気温は呉市でも29.8℃だったほか、県北部も含め多くの地点で25℃を下回らない熱帯夜となりました。

街の人たち
「湿度がすごいですね。暑いです」
「湿っぽい感じで身体が汗ばむ感じ」

9日朝は連日の猛暑に加えて東よりの風によって台風からの暖かく湿った空気が流れ込み、気温が下がりにくい状況でした。

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