エンゼルス連敗ストップ ジオリト移籍後初勝利 大谷タイムリー

【ジャイアンツ5-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは初回にジャイアンツのオープナー起用失敗を攻めて一挙4点を先制。その後、ジャイアンツに追い上げられたものの、7対5で逃げ切って今季ワーストの7連敗をようやくストップした。エンゼルス先発のルーカス・ジオリトは6回3安打3失点と役割を果たし、移籍後初勝利となる7勝目(8敗)をマーク。エンゼルス3番手のドミニク・リオンが今季初セーブを挙げ、オープナーを務めたジャイアンツのスコット・アレクサンダーには2敗目(6勝)が記録された。

連敗ストップを目指すエンゼルスの初回の攻撃は鮮やかだった。オープナーのアレクサンダーからルイス・レンヒーフォが二塁打を放ってチャンスを作り、大谷翔平のタイムリーで先制。ブランドン・ドルーリーもヒットでつなぎ、あっという間にアレクサンダーをノックアウトした。2番手のジェイコブ・ジュニスがマウンドに上がったあと、マイク・ムスタカスにタイムリー、ハンター・レンフローに2点タイムリー二塁打が飛び出し、3点を追加。連敗ストップに向けて、いきなり大きな4点を手に入れた。

先発のジオリトが3回表にジョク・ピーダーソンとウィルマー・フローレスの連続タイムリーで3点を失い、1点差に迫られたが、5回裏にドルーリーの15号ソロ、7回裏にムスタカスの犠飛で1点ずつを追加し、6対3と3点をリード。8回表にリオンがフローレスに15号2ランを浴び、またしても1点差となったが、8回裏にマット・サイスの犠飛で貴重な追加点を奪い、続投したリオンが最終回を締めて7対5で逃げ切った。

大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の先制タイムリーのあとは、センターフライ、ライトライナー、ショートゴロ、申告敬遠。8回裏に申告敬遠で出塁したあと、今季16個目の盗塁を決めた。4打数1安打1打点1盗塁で連続試合安打を3に伸ばし、今季の打撃成績は打率.307、出塁率.409、OPS1.078に。なお、大谷がタイムリーを放つのは日本時間7月18日のヤンキース戦以来19試合ぶりのことだった。

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