社が初戦敗退 日大三に0-3で完封負け 全国高校野球

日大三-社 力投する社の先発高橋=9日午前、西宮市の甲子園球場(撮影・長嶺麻子)

 第105回全国高校野球選手権大会は9日、西宮市の甲子園球場で1回戦があり、2年連続2度目の出場を果たした社(兵庫)は、過去優勝2度の日大三(西東京)に0-3で敗れ、昨年に続く初戦突破はならなかった。

 今春の選抜高校野球大会を含め、3季連続の甲子園大会出場となった社は、3年生のエース高橋大和投手が先発。毎回走者を背負いながらも七回途中まで3失点と踏ん張り、七回途中から救援した2年生の福田海晴投手も無失点に抑えたが、打線が五、八回の計2安打で無得点に終わった。

 社は昨夏、創部74年目で夏の甲子園に初出場し、1勝を挙げた。19年ぶりに出た春の選抜大会は初戦で敗れた。(初鹿野俊)

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