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中高生対象の医療体験イベント「ミッション・イン・ホスピタル」が6日、京都府舞鶴市浜の舞鶴共済病院であり、子どもたちが高度な医療機器の操作に挑み医療の仕事に触れた。
市などが主催し市内の総合病院が持ち回りで実施している。4年ぶりに新型コロナウイルス禍前の規模に戻し、90人が参加した。
手術室では、医師の指導を受けながら腹腔(ふくくう)鏡手術で使う機器の操作に挑戦。2人一組になって内視鏡の映像を3Dメガネで確認しながら、息を合わせてはさみを操作し小さなビーズをつかんで移動させた。内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」の操作や軟こうの調剤、人形を使った採血の体験などもあった。
市内在住で福知山高2年の西谷玲さん(16)は「多くの人の支えで病院が成り立っていると知った。進路選択の参考にしたい」と話していた。