就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートは9日、2024年卒業予定の大学生の就職内定率が、8月1日時点で86.6％だったと発表した。23年卒が対象だった前年同月と比べ1.2ポイント減ったものの、リクルートの担当者は「高水準だ」としている。
内定を得て既に就職先を決めた学生の割合は、77.4％に上った。内定を辞退した経験がある学生は62.5％だった。内定辞退を受け、追加募集する企業が増える可能性がある。
内定率を文理別で見ると、文系が85.0％、理系が90.3％だった。
8月1～4日にインターネットで調査し、1060人が回答した。
