続く猛暑 七尾37.3度、羽咋36.7度

朝から気温が上がる中、勤め先へ向かう人=9日午前8時40分、金沢市広坂1丁目

 石川県内は9日も猛烈な暑さに見舞われ、午前のうちに七尾で37.3度、羽咋で36.7度、小松で36.0度に達するなど、5観測地点で猛暑日となった。気温が35度以上となるのは小松で8日連続、七尾で7日連続。金沢でも正午までに34.7度を記録し、街中では日差しに顔をしかめながら人々が行き交った。

 9日続けて熱中症警戒アラートが発表され、各消防によると、少なくとも3市で4人が熱中症の疑いで救急搬送された。

 北陸地方は15日ごろまで高気圧に覆われて暖かい空気が流れ込みやすく、猛暑日となる所が多い見込み。気象庁は体調管理などに注意を呼び掛けている。

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