愛犬が散歩中に怖がる『場所・もの』3選!克服する必要性や配慮すべき点について

愛犬が散歩中に怖がる場所・もの

愛犬と散歩をしているときに、いつも同じ場所で怖がって急に違う動きをしたりする場所やものがあるのではないでしょうか。

今回は、そんな愛犬が散歩中に怖がってしまう「場所・もの」について、克服する必要性や配慮すべき点について解説します。

1.グレーチング

愛犬が散歩中に怖がる場所・ものには、グレーチングがあります。

鉄などの金属で作られている「格子状の蓋」のことを言います。溝蓋としてよく使われているため、散歩中に必ず出会うことがあるものです。

私は素足でグレーチングの上を歩いたことがあるのですが、何とも不快な感じがします。敏感な肉球でグレーチングの上を歩く犬にとってはどうでしょうか。

冬はヒヤッと冷たく感じたり、夏はジリジリと熱さを感じたりすることがあるのではないでしょうか。

また、グレーチングの格子状の穴を覗いた時、ひとつの大きな深い穴のようにも見えてしまい、ゾッとしてしまうこともあるかもしれません。(ジャンプすれば飛び越えられるよ!)と思われるかもしれませんが、グレーチングに対する恐怖心は、無理に克服する必要はないのではないかと思います。

超小型犬や小型犬であれば、抱っこしてあげることができますし、グレーチングのない場所を歩くこともできると思います。

無理にグレーチングを飛び越えさせようとして、飼い主がリードを強く引っ張った時、首輪がポンッと抜けてしまった犬を見かけたことがあり、ドキッとしました。脱走や迷子や交通事故の原因にもなりかねません。

グレーチングを怖がる愛犬には、抱っこする、グレーチングのない場所を歩くなど、配慮してあげてほしいです。

2.走っている車

愛犬が散歩中に怖がる場所・ものには、走っている車があります。

止まっている車に吠えることはないけれど、走っている車を見るとギャンギャン吠えてしまうことってありませんか?走っている車を見ると、怖くて吠えてしまうのです。

犬にとって車は、得体の知れない巨大な物体です。目の前を走り去る時、猛スピードに見えてしまうことがあります。私たち人間にとっても怖く感じられてしまうことがありますよね。

走っている車に向かってギャンギャン吠えるだけではなく、飛びかかろうとする犬もいます。リードが離れてしまったら…と思うと、恐ろしいですよね。

車への恐怖心は、ぜひ克服するべきだと思います。毎日同じ散歩コースを歩き、慣れさせる方法もあります。そして、ギャンギャン吠えても叱らないことが大事です。

交通量の多い場所をお散歩しない、ということも愛犬への配慮になると思います。安全を確保するためにも、なるべく交通量の少ない場所をお散歩するようにしましょう。

3.階段

愛犬が散歩中に怖がる場所・ものには、階段があります。

近所ではよく、階段を抱っこされてお散歩する大型犬を見かけるのですが、体の大きさに関係なく、階段を怖がる犬はいるようです。

我が家のポメラニアンはとても体が小さい子ですが、1歩ずつ丁寧に慎重に階段を上るタイプです。みなさんの愛犬はどうでしょうか。

自宅の階段は滑りやすいから上り下りを禁止しているけれど、散歩中の階段はコンクリートで滑りにくいから大丈夫、としていることがあるかと思います。

階段への恐怖心は、無理に克服する必要はないのではないでしょうか。階段を上り下りする必要のない散歩コースを作ってあげてください。

「上りは大丈夫だけど、下りは怖い」という犬もいます。そのような場合は、下りの階段は使わない、抱っこして下りるなどの配慮をしてあげるとよいと思います。

まとめ

愛犬が散歩中に怖がる場所・ものを3つ解説しました。

  • グレーチング
  • 走っている車
  • 階段

3つとも全部怖がる!という犬もいるでしょうし、どれも全く怖がることのない犬もいると思います。

場所やものに対して怖い経験をしたことで、お散歩そのものを嫌がるようになってしまうことがあります。

克服するべきかどうかは、飼い主が判断してよいと思います。愛犬が楽しく安全にお散歩できるよう、配慮してあげてくださいね。

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