LA市職員らが24時間スト 賃上げ求め、約40年ぶり

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州南部の公共部門に携わる労働者の組合は8日、ロサンゼルス市職員ら約1万1千人による24時間のストライキ実施を発表した。全米脚本家組合や全米映画俳優組合に続く大規模ストで、組合によると約40年ぶり。職員らは賃上げや労働条件改善を求め市庁舎前や空港などで声を上げた。

 米メディアによると一部の市営プールが閉鎖され、ごみ収集が延期されたほか、航空機の遅延に備え客に早めに行動するよう呼びかけがあった。

 ロサンゼルスなどでは全米脚本家組合が5月から、全米映画俳優組合が7月からそれぞれストに踏み切っており、ホテルの従業員も7月以降、断続的にストを行っている。

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