河井夫妻大規模買収事件 有罪判決の安芸太田町議が最高裁に上告 広島

4年前の参院選を巡る大規模買収事件で、河井元大臣から現金20万円を受け取った罪に問われている広島県の安芸太田町議が、一審判決を支持した広島高裁の判決を不服として最高裁に上告しました。

安芸太田町議の矢立孝彦被告(70)は、4年前の参議院選挙で河井元大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として、現金20万円を受け取った罪に問われています。

広島高裁は「約1年間、現金を返還することが可能だったにも関わらず、具体的な行動をしていない。」などと罰金10万円と、受け取った20万円を没収とする一審の判決を支持し、控訴を棄却しました。

矢立被告の弁護士は上告の理由を「控訴審判決には法令解釈の誤りがある。」などとしています。

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