長崎は9日、78回目の原爆の日を迎えました。広島でも犠牲者を追悼する集いが開かれました。
台風6号が接近している影響で長崎の平和祈念式典は、規模を縮小して開催されました。広島市の原爆資料館にも、県被団協の箕牧理事長など、被爆者らおよそ60人が集まりました。長崎に原爆が投下された午前11時2分。追悼の祈りを捧げました。
■広島での被爆者(92)
「長崎も広島と同じように被爆地ですからね、核のない世界を作らなくちゃいかんと。」
会場では、二重被爆者の体験を伝える紙芝居も朗読。ふたつの被爆地で、平和を祈りました。
《2023年8月9日》