サンドラ・ブロック 長年のパートナーが死去、57歳「紙切れは必要ない」ALS闘病生活の末に

女優サンドラ・ブロック(59)の長年のパートナーで、写真家のブライアン・ランドールが死去した。57歳だった。3年に渡る筋萎縮性側索硬化症(ALS)の闘病生活の末、先週末に帰らぬ人となったことを遺族が明かした。

ピープルを通して発表した声明の中で、遺族が話している。「大いなる悲しみの中、8月5日にALSの3年間の闘病生活の末、ブライアン・ランドールが安らかに息を引き取ったことをお伝えします。ブライアンは早い時期から、彼のALSの旅路をプライベートに留めておくことを選択し、彼を気遣った私達も、その要求に出来るだけ応えるるようにしてきました」

「私達は休むことなくこの病気の治療にあたってくれた医師の方々、また私達のルームメイトとなってくれ、しばしば自らの家族を犠牲にして私達と一緒にいてくれた素晴らしい看護師の方々に非常に感謝しています」「今はブライアンに別れを告げるという不可能なことを受け止め、悲しみに暮れることができるよう、プライバシーを尊重してくださいますようお願いいたします」

ALSは運動神経系の変異疾患の1つで、手足の筋力が弱くなり、最終的に全身の筋力が弱くなり、歩行や呼吸ができなくなる難病。ルー・ゲーリック病としても呼ばれている。

2人は、2015年にサンドラの息子ルイス君(13)の誕生日に、ブライアンが写真を撮影したことで出会った。娘ライラちゃん(10)もいるサンドラは、2021年に『レッド・テーブル・トーク』に出演した際、「人生で最愛の人を見つけたの。私達には2人の美しい子供達がいる。いや3人ね。ランドールの上の娘もいるから。最高よ」と2人のロマンスを明かした。しかし結婚を急ぐつもりはないとして「献身的なパートナー、献身的な母親になるのに紙きれは必要ないわ」と語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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