「上山城ナイトミュージアム」が9日夜、上山市の同所で開かれ、県内外の家族連れなど約60組が普段とは違う、真っ暗な城内探検を楽しんだ。
ペンライトを手に照明が落とされた館内を巡り、展示物に関するクイズ7問を解いた。地域住民らが扮(ふん)する一つ目小僧や甲冑(かっちゅう)姿の武士、キツネの面を着けた男などがあちこちで登場し、参加者は悲鳴を上げながら恐る恐る歩を進めていた。
上山市の母の実家に帰省中という山口県防府市勝間小5年西原志生君(10)は「楽しかった。お化けがいきなり出てきて、びっくりしたけど、謎は全部解けたよ」と笑顔だった。ナイトミュージアムは夏休みに合わせ、2021年から年に1回企画している。