フランクフルトがムリエルに強い関心? 公式オファー掲示の可能性

[写真:Getty Images]

フランクフルトが、アタランタの元コロンビア代表FWルイス・ムリエル(32)に強い関心を示しているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。

今夏の移籍市場で前線の刷新を図るアタランタ。ここまでFWラスムス・ホイルンド、FWジェレミー・ボガがチームを離れ、放出候補とされるFWドゥバン・サパタにもローマが関心を示す。

その一方で、FWエル・ビラル・トゥーレ、FWジャンルカ・スカマッカをすでに確保し、ミランで構想外のFWチャールズ・デ・ケテラエルも加入の可能性が高まっている。

そういった中、同胞サパタ同様に放出候補に挙がっているのが、ムリエルだ。

これまでウディネーゼやサンプドリア、フィオレンティーナで活躍してきた快足FWは2019年夏にセビージャからアタランタへ加入。ここまではスタメンとジョーカーの2役を担いながら、公式戦159試合に出場し、62ゴール27アシストを記録。

2020-21シーズンにはキャリアハイのリーグ戦22ゴールを挙げる活躍を見せたが、近年は稼働率と共にゴール数も低下。昨シーズンはリーグ戦29試合の出場で3ゴール4アシストの数字にとどまった。

そのため、ジャンピエロ・ガスペリーニ監督の中での序列は下がっており、今夏の退団が既定路線となっている。

ここまで具体的なオファーは届いていなかったが、ここにきてフランクフルトが強い関心を示し、まもなく公式オファーを掲示する可能性があるようだ。

フランクフルトではエースFWランダル・コロ・ムアニの去就が不透明な上、インパクトに欠けるFWラファエル・ボレやFWルーカス・アラリオといった控えFWに退団の可能性があり、準主力としては十分に計算できるムリエルを手中に収めたいようだ。

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