富山猛暑日、18日連続 気温計に「41度」表示

41度を表示した富山北大橋の気温計=富山市牛島本町

 9日の富山県内は高気圧に緩やかに覆われ、湿った空気の影響を受けて曇り、雨や雷雨の所があった。最高気温は富山市秋ケ島(富山空港)と同市八尾で37.8度の今年最高を記録、全10観測地点のうち6カ所で35度以上の猛暑日となり、富山空港は18日連続。同市牛島本町では午後1時55分ごろ、富山北大橋の気温計が41度を表示した。

  ●熱中症12人搬送

 県内消防機関によると、富山、高岡、射水、南砺、魚津で20~80代12人が熱中症疑いで搬送され、富山の60~80代の男女5人と魚津の50代男性が中等症、高岡の20代男性と射水市の80代男性は搬送時意識があり、残る人は軽症とみられる。

 気象庁と環境省は9日、県内に熱中症警戒アラートを発表、10日もアラートを継続し注意を呼び掛けた。

 富山地方気象台によると、10日の県内は高気圧に覆われて晴れる見込み。

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