県内は9日、日本の東にある高気圧に覆われ、南からの暖かい空気が流れ込み庄内を中心に気温が上昇した。各地で最高気温が35度を超える猛暑日となり、鶴岡では38.7度、酒田でも38.1度となり、今年最高を記録した。
山形地方気象台によると、猛暑日になったのは鶴岡、酒田に加え、酒田市浜中37.6度、山形36.7度、小国36度、東根35度など。同気象台の22観測地点では鶴岡、酒田と酒田市浜中、庄内町狩川、大蔵村肘折、山形、小国、飯豊町高峰の計8地点が今年最高となった。
鶴岡市の湯野浜海水浴場では暑さに負けじと海や砂浜を満喫する家族連れなどの姿が見られた。家族で訪れた東根市神町東2丁目、主婦武田美香さん（38）は「砂浜を歩くのにマリンシューズなどは必須。例年になく暑いけど、子どもたちが楽しそうで良かった」と話した。
