保育所の園長が散歩中に園児の尻蹴る 不適切保育で立ち入り調査、京都

京都市北区はここ

 京都市北区の企業主導型保育所「きららインターナショナル幼稚舎」で、園長が園児の尻を蹴ったり、監視役をつけずに簡易プールでの活動を実施したりするなどの不適切な保育をしていたとして、監督権限を持つ公益財団法人児童育成協会(東京)が施設への特別立ち入り調査を実施していたことが9日、分かった。協会と京都市は運営会社の処分を検討している。

 企業主導型保育所は事業者が主に従業員向けに設ける施設で、認可外保育所の一つ。協会と市によると、4月上旬に通報があり、協会が7月14日に調査を実施した。結果、園長が散歩中に園児の尻を蹴る▽プール活動で監視役をつけない―など複数の不適切事案を確認したという。

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