まもなくお盆休み 夏の長距離運転の前に車両点検を

 まもなくお盆休み、ふるさとや行楽地へ車で向かう計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 夏の長距離の運転の前に車のトラブルへの備えに必要なことを「日本自動車連盟」、JAFの担当者に聞きました。

 JAF栃木支部によりますと去年(2022年)は8月6日から16日の10日間で県内であった車のトラブルでの出動は990件でした。内訳はバッテリーのトラブルが315件と最も多く続いてタイヤのパンクや破裂といったトラブルが209件、この2つで全体の半数以上を占めています。

 渋滞の時にエアコンをつけたままライトやワイパーを使ったり携帯電話の充電をしたりするとバッテリーの消耗が激しくなります。

 一方、トラブルを抱えたままのタイヤで高速道路を走るとパンクなどの危険があります。タイヤは空気圧のほか、摩耗、傷がないか、釘などが刺さっていないかをチェックします。

 さらに高速道路でのトラブルでもうひとつ多いのが燃料切れ、いわゆるガス欠です。思わぬ渋滞に巻き込まれたり100キロ以上に渡ってガソリンスタンドがなかったりする場合があり出かける前には満タンにするよう呼びかけています。

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