「美作県民局 おかやま☆子ども参観日」で、職場の見学や体験/岡山・津山市

「美作県民局 おかやま☆子ども参観日」が7日、美作県民局=岡山県津山市=などであり、職員の子どもたちが興味津々に職場の見学や体験をした。
勤労観の醸成を狙いに恒例で実施し、小学1〜6年生の10人が参加。それぞれ地域づくり推進課、環境課、庁舎内の美作広域農業普及指導センター、美作保健所=津山市=の保健課へ向かい、各部署の職員にあいさつして名刺を交換した。
農業普及指導センターでは、岸弘明所長から農産物の調査や栽培技術指導、病害虫の診断といった業務について説明を受けたのに続き、果物の調査を体験。子どもたちは、父母らにアドバイスを受けながら県推奨品種のブドウ「オーロラブラック」で1房、1粒の重さを量り、着色を専用チャートと照合した後、搾った果汁を入れた糖度計をのぞいて基準に達しているかを計測した。さらに県産の清水白桃と県外産の川中島白桃の食感や糖度の比較もしてみた。
奈義小5年・定森大智君は「お父さんはすごい仕事をしていると思った。いろんな果物の糖度を計り、違いも分かって面白かった」と話した。
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ブドウの糖度を調べる職員の子どもたち

© 津山朝日新聞社