清く!正しく!SNSを 県警とドコモが夏休みに街頭活動

青少年らにSNSの正しい利用を呼びかけた県警などの広報啓発活動=9日午前、宇都宮市江野町

 夏休みシーズンを迎え青少年が交流サイト(SNS)を通じて犯罪に巻き込まれるのを防ごうと、県警人身安全少年課とドコモCS栃木支店は9日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで広報啓発活動を行った。

 警察官ら約30人が参加。通行人や買い物客らに「清く!正しく!SNS」などと書かれたメモ帳や「闇バイト」の危険性を伝えるチラシなど約300セットを配布した。県警マスコット「るりちゃん」なども登場し、子どもたちを楽しませた。

 同課の別井則崇(べついのりたか)警部はステージ上で講演し「SNSを通じた犯罪は被害者も加害者も近年増加している。青少年が巻き込まれやすく、保護者も含めて正しい知識を身に付けてほしい」と力を込めた。

SNSの正しい利用を呼びかける別井警部=9日午前、宇都宮市江野町
青少年らにSNS利用時の注意点を呼びかけた広報啓発活動=9日午前、宇都宮市江野町

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