西日本は引き続き 土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重な警戒を

 

  西日本は引き続き、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水、暴風に警戒が必要だ。 台風6号は、10日(木)午前9時には対馬近海にあり、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。台風は今後、朝鮮半島を北上し、11(金)日夜には朝鮮半島付近で熱帯低気圧に変わる見込み。

大雨・雷・突風

  台風は日本から次第に遠ざかるが、台風周辺の発達した雨雲が西日本を中心に流れ込んでいるため、西日本は10日(木)は雷を伴った非常に激しい雨が断続的に降る所がある見込み。<11日(祝・金)正午までの予想雨量(多い所)> 四国180ミリ 九州北部150ミリ 西日本は総雨量が平年の8月の月降水量を上回る大雨となっており、地盤の緩んでいる所や増水している河川がある。土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒が必要だ。竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

暴風・高波

 四国は10日(木)昼過ぎにかけて、非常に強い風が吹く所がある見込み。10日(木)に予想される最大瞬間風速は、四国で35メートルとなっている。暴風に警戒が必要だ。

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