宮城県で教員が不足 公立小中学校で66人が未配置

宮城県の公立小中学校で66人の教員が不足していることが分かりました。

県と仙台市の教育委員会によりますと、産休を取っている教員の代役が見つからないなどの理由で、教員を確保できない「未配置」が宮城県の公立の小学校で51人、中学校で15人に上っています。

教員が足りないため教務主任が担任を代行するなどして対応しており、現場の負担が大きくなっているということです。

教員不足の理由については、団塊世代の教員の大量退職などが影響しているということです。

各教育委員会では「教員免許を持っていながら教壇に立っていない人などを掘り起していきたい」としています。

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