台風6号の影響で山陽新幹線が計画運休 午前中に運転再開 最大瞬間風速21.8m/sも 広島

九州の西の海上を北上した台風6号の影響で、山陽新幹線は昨夜からけさにかけて一部区間で「計画運休」を行いました。

10日午前7時すぎの広島駅、改札前には運転再開を待つ人がいました。

西明石に行く人
「(計画運休は)知ってはいましたけど、ちょっと早く来れば違う列車に乗れるかなと思った。天災なので仕方ないと思います」

熊本に行く人
「きのうの夕方くらいに判断してチケットを手配しました。本当はきのうの予定で…。きのう、予定していた人がきょうに集中しているみたいなことを聞きました」

運転取りやめとなっていた山陽新幹線の広島~小倉間は、上下線とも午前7時45分に再開しました。約5200人に影響があったということです。

RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「午前8時半の広島市中区です。この時間、小雨が降ったりやんだりしています。ときおり強い風が吹くと、木の葉っぱや標識の看板が大きく揺れています」

広島県内では庄原市高野で瞬間的に20メートルを超える強風が吹くなど、所々で風が強まっています。10日いっぱいは強風や高波、急な強い雨にご注意ください。

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