学校跡にオープンした“キャンパス”あす11日イベント カフェ、特産品販売所も営業 廃校から生まれ変わる

営業を開始した「特産品販売所」。かつては技術科室だった=8日、小川町東小川の「まちのキャンパス―UECHU―」

 埼玉県小川町は東小川住宅団地内の旧上野台中学校跡地を「まちのキャンパス―UECHU―」として、利活用に取り組んでいる。8日、旧校舎内の「特産品販売所」が営業を開始したの機に、11日には同キャンパスのオープニングイベントを実施する。

 同校は生徒数の減少などにより、2011年3月に廃校。その後、学校跡地の利活用が検討され、今回、テレワーク環境の整ったサテライトオフィスなどとして活用することになった。今年6月にサテライトオフィス、コワーキングスペースが、7月からレンタルキッチン・カフェスペースが営業を始めた。

 11日に営業を開始する「特産品販売所」では地元野菜、加工品、和紙製品などを販売する。営業時間は午前9時半~午後4時。月曜日が休み。

 オープニングイベントは同午前10時~午後4時。コワーキングエリアの無料開放・見学、旧上野台中学校の利活用に関するアンケート結果の報告会、立教大学観光学部西川研究室による「みんなの思いをのせた虹を描こう」などのほか、演奏会、子どもの遊び、ビンゴ大会、ラテアート体験会などを予定している。

 問い合わせは、UECHU運営事業者(電話0493.81.5147)。

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