レアルMF中井卓大が退団へ、構想外で同じ3部のラージョ・マハダオンダに加入か

[写真:Getty Images]

レアル・マドリー・カスティージャからの退団が噂されるU-20日本代表MF中井卓大(19)だが、行き先は3分クラブになるようだ。

中井は10歳でマドリーに入団。順調にカンテラでステップアップを続けてきており、マドリーの若手の中でも特に才能のある1人として大きな期待がかけられていた。

ジネディーヌ・ジダン元監督からも気に入られ、現在のカルロ・アンチェロッティ監督からも度々ファーストチームのトレーニングに呼ばれるほど。そのトレーニングでも、良いパフォーマンスを見せ続けていた。

一方で、ラウール・ゴンサレス監督率いるカスティージャでは全くと言っていいほど出番はなし。RFEFプリメーラ・ディビシオン(スペイン3部)では2試合の出場でたった5分間のプレーに終わり、明らかに出場機会が少ない選手の1人だった。

予てから夏の退団が噂されている中、『The Atlhetic』も退団選手の1人として報道。ラウール監督の計画に入っていないと伝えている。

移籍先として挙げられているのは、ラージョ・マハダオンダとのこと。RFEFプリメーラ・ディビシオン(スペイン3部)に所属するクラブだが、カスティージャとはグループが違うためにレギュラーシーズンで対戦することはない。

かつてはセグンダ・ディビシオンにも所属したマハダオンダ。出番がないカスティージャを抜け出し、プレー機会をしっかりと得ることを求めているという。

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