北~西日本は今後2週間 気温かなり高い 気象庁1か月予報

 

 気象庁は10日(木)、向こう1か月(8/12~9/11)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は、北・東・西日本で高く、今後2週間ほどはかなり高くなる所が多そうだ。

 向こう1か月の降水量は、北日本は低気圧や前線の影響を受けやすいため平年並みか多い見込み。東日本の太平洋側は、台風7号や湿った空気の影響を受けやすいため平年並みか多くなりそうだ。

高温に関する早期天候情報

 北~西日本は向こう2週間も、暖かい空気に覆われるため、気温の高い日が多い見込み。とくに、北・東日本は16日(水)ごろから、近畿~九州北部(山口県を含む)は18日(金)ごろから5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。農作物や家畜の管理にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

© 株式会社ウェザーマップ