バイエルンのターゲットはチェルシーGKケパに! トゥヘル監督も希望、レンタルでの獲得を目指す

[写真:Getty Images]

守護神を補強する必要があるバイエルンだが、そのターゲットはチェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(28)になるようだ。

正守護神だったドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがカタール・ワールドカップ(W杯)後に、スキーを楽しんでいた中転倒事故。右脚を骨折する重傷を負い、手術を受けていた。

そのノイアーは今もまだ実戦復帰はできず。トレーニングはしているものの、復帰がズレ込む可能性があり、2023年中はプレーできないと見られている。

加えて、その代役として獲得したスイス代表GKヤン・ゾマーが期待されていたが、インテル移籍が決定。GKアレクサンダー・ニューベルはシュツットガルトへとレンタル移籍し、経験あるGKがスヴェン・ウルライヒのみになってしまった。

どうにかして守護神を確保しなければいけない状況に陥ったバイエルン。ドイツ『シュポルト1』によれば、そのターゲットに上がっているのが、ケパだという。

トーマス・トゥヘル監督はチェルシー時代にも指導しており、ケパの獲得をクラブに求めたとのこと。ただ、セネガル代表GKエドゥアール・メンディにポジションを奪われたこともあり、今回の関心はかなり意外だとされている。

また、チェルシー移籍時は史上最高額のGKとして8000万ユーロ(約126億5000万円)もの値段がついたが、今はその額ではない状況。2025年夏まで契約はあるが、獲得は可能と見ているようだ。

問題はノイアー復帰後の扱いについて。問題なくノイアーがプレーできるとなれば、当然控えに回る可能性が高く、それを受け入れられる人材でなければいけない。

バイエルンはすでにチェルシーと交渉を行っており、買い取りオプション付きのレンタル移籍を希望。チェルシーもブライトン&ホーヴ・アルビオンからスペイン代表GKロベルト・サンチェスを獲得しており、ケパの退団も許可する可能性が高いという。

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