上越の女子軟式野球チーム「上越BREAKERS(ブレイカーズ)」が11日開幕の第34回全日本女子軟式野球選手権大会(13日まで、東京)に2年連続出場する。2018(平成30)年3月に結成し、活動6年目。現在は中学1年生から主に30代まで上越内外から約20人が在籍している。
昨年は2回戦からの登場で1勝を挙げ、ベスト8に進出した。本田香奈代表兼監督(33)は「今シーズンは『全国2勝!』をチーム目標として掲げた。昨年よりもパワーアップしたブレイカーズで目標を達成できるよう全力で戦う。普段通り楽しく、明るく、ブレイカーズらしくプレーしてきたい」と意気込みを表す。
メンバーは中高生、大学生、会社員らさまざま。大人はソフトボール経験者、中学生は中学の軟式野球部に所属している選手が多いという。大会前には上越ライフロング古希チームなどと壮行試合を行い、実戦経験を積んだ。
中学生の寺島帆南(はんな)選手(新井中2年)は「(大人のメンバーが)面白くて楽しい。声のかけ方が参考になる。チームが勝てるように頑張りたい」、高校生の前川澄佳選手(直江津中等5年)は「昨年よりも打率を伸ばせるように、チームに貢献できるように頑張りたい」とそれぞれに意欲を示す。
11日の1回戦で東京都江戸川区のチームと対戦する。